施工事例

田園の家(リフォーム)

出会い

弊社知り合いの建築士さんが信頼できる建築会社を紹介して欲しいと同級生のお施主様からご相談を受け、弊社を推薦して頂いたのがご縁でした。ご主人の定年に先駆けて老後の二人暮らしを想定したリフォーム。2度に渡りご依頼いただきました。

プロセス

1度目の工事は主にLDKリフォーム。既存の間取りは昭和のスタンダード。冬寒い北側に台所と食堂室、日当たりの良い南側に応接間という名の個室と普段殆ど使われない縁側、和室がありました。それをリフォームにより応接間だった所に二人暮らしを意識した、コンパクトで収納にこだわったダイニングキッチンへ。目の前に広がる美しい田園風景を室内に取り込むため縁側を無くして和室をリビングに改修しました。
2度目は減築とご夫婦別々の寝室。昭和の頃は家族3世代一緒に暮らす家庭が多く、家族が増えるごとに改修・増築を繰り返し、つぎはぎに大きくなった家が市内に多くあります。こちらもお父様がお亡くなりになり子供が巣立ったあと使われない部屋や、無理に増築した影響で雨漏りなどの問題がありました。そこで必要な部屋だけに整えなおして減築し、老後心配のないご夫婦の住みよい家となりました。
リフォームの場合、予期せぬことが解体のとき判明することがあります。この先どう工事を進めるか、コスト・工期も絡んできますので施主に判断を仰ぐこともあります。工事中の変更ですのでプロでも難しい。今回もそんな場面がありましたが奥様は竹を割った如く、スッパスッパと潔い判断してくださり大変助かりました。その時私の心の中では“男前やなあ”という言葉が何度も浮かびました。奥様、失礼しました(笑)。