施工事例
余白のある平家(新築)
由緒ある神社の参道沿いの場所。初めて建設地を訪れたとき、背景に佇む山に畏怖を感じずにはいられませんでした。おそらく、この周辺に住まいを構えた先人達も同じ思いを抱き、この山を祀るところから神社が出来たのではと想像。そう考えるとこの山に寄り添う佇まいにと自然と意識しました。


具体的には、参道を通る人々の視点から見たとき、山の稜線と屋根の形状が寄り添うように設計。外壁材は風景に溶け込む焼杉張りを採用。車庫もアルミのカーポートでは周囲の景観から浮くため、建物と一体にして溶け込む佇まいに。インナーガレージ形式にすることで、雨の日でも濡れることなく車の乗り降りができ、使い勝手の良さを向上させています。



今回、狭小住宅(27坪)でありながら南側に土間空間を設計。気持ちに余裕があると大らかな心になれるように、限られた空間のなかで隅々まで無駄なく機能的に空間を埋めようとするのでなく、“余白”(土間空間)を設けることで逆に生活にゆとりある日常を過ごせるのではと考えました。



気候が良い季節は建具を開けることで、リビングと土間が一体となって自然と外とのつながりある空間に。逆に真夏は建具で仕切ることで、暑い日射熱をリビングに入れずエアコンが効率的に効くように。冬は陽射しが土間空間を暖め、ひなたぼっこの場所へ。また洗濯が趣味といわれる奥様のために、梅雨時や冬の乾きづらい時期でも日のあたる土間で洗濯物が干せるよう配慮しました。



同じ敷地に母屋があり、家族同士のコミュニケーションが自然に進む窓口として、土間の窓がその役割を果たします。この窓の雨戸は可動ルーバー型。夏、ルーバーの角度を調整することで室内に入る陽射しをやわらげ、外部の視線も遮りながらも通風は確保。雨戸を施錠すれば窓を網戸のままにしても風を通せるため、留守中でも安心です。



狭小平屋の収納スペースは、建物中央に集約。廊下を無くし、どの部屋からも直接行ききできる使い勝手の良いウォーキングクローゼットを配置。フリースペースは背景の山を眺望できるように設計。ただ、そのまま大きく窓を開けると隣地からの視線が気になるため、障子を使って山の風景だけを切り取って眺められる内障子を設置。この空間は奥様の家事室や子供の勉強部屋、在宅ワークなど多目的に活用できます。




キッチンには奥様の思いに沿ったオリジナルで造ったカップボードと、弊社が提案した作業台を設置。作業台は子供達と料理したり、奥様の机になったり、夫婦の立ち飲み場にと色々な用途に使えます。 今回、狭小の住まいをどれだけ豊かな空間、気持ちにできるのか、それが使命でした。




当初の計画では、隣にある古い平屋を解体する計画もありましたがまだ十分使えると判断。将来の子供部屋としてリフォームし、建物同士をつなげることもできます。古い建物を壊さず、有効活用できました。
打合せの時期はコロナ禍でしたが、いつも気を使って接して頂いたご夫妻。また工事中は共働きのご夫妻に変わってお茶出し、現場打合せの窓口となって頂いたお母様。色々なお気遣いに感謝、ありがとうございました。








由緒ある神社の参道沿いの場所。初めて建設地を訪れたとき、背景に佇む山に畏怖を感じずにはいられませんでした。おそらく、この周辺に住まいを構えた先人達も同じ思いを抱き、この山を祀るところから神社が出来たのではと想像。そう考えるとこの山に寄り添う佇まいにと自然と意識しました。
具体的には、参道を通る人々の視点から見たとき、山の稜線と屋根の形状が寄り添うように設計。外壁材は風景に溶け込む焼杉張りを採用。車庫もアルミのカーポートでは周囲の景観から浮くため、建物と一体にして溶け込む佇まいに。インナーガレージ形式にすることで、雨の日でも濡れることなく車の乗り降りができ、使い勝手の良さを向上させています。
今回、狭小住宅(27坪)でありながら南側に土間空間を設計。気持ちに余裕があると大らかな心になれるように、限られた空間のなかで隅々まで無駄なく機能的に空間を埋めようとするのでなく、“余白”(土間空間)を設けることで逆に生活にゆとりある日常を過ごせるのではと考えました。
気候が良い季節は建具を開けることで、リビングと土間が一体となって自然と外とのつながりある空間に。逆に真夏は建具で仕切ることで、暑い日射熱をリビングに入れずエアコンが効率的に効くように。冬は陽射しが土間空間を暖め、ひなたぼっこの場所へ。また洗濯が趣味といわれる奥様のために、梅雨時や冬の乾きづらい時期でも日のあたる土間で洗濯物が干せるよう配慮しました。
同じ敷地に母屋があり、家族同士のコミュニケーションが自然に進む窓口として、土間の窓がその役割を果たします。この窓の雨戸は可動ルーバー型。夏、ルーバーの角度を調整することで室内に入る陽射しをやわらげ、外部の視線も遮りながらも通風は確保。雨戸を施錠すれば窓を網戸のままにしても風を通せるため、留守中でも安心です。
狭小平屋の収納スペースは、建物中央に集約。廊下を無くし、どの部屋からも直接行ききできる使い勝手の良いウォーキングクローゼットを配置。フリースペースは背景の山を眺望できるように設計。ただ、そのまま大きく窓を開けると隣地からの視線が気になるため、障子を使って山の風景だけを切り取って眺められる内障子を設置。この空間は奥様の家事室や子供の勉強部屋、在宅ワークなど多目的に活用できます。
キッチンには奥様の思いに沿ったオリジナルで造ったカップボードと、弊社が提案した作業台を設置。作業台は子供達と料理したり、奥様の机になったり、夫婦の立ち飲み場にと色々な用途に使えます。 今回、狭小の住まいをどれだけ豊かな空間、気持ちにできるのか、それが使命でした。
当初の計画では、隣にある古い平屋を解体する計画もありましたがまだ十分使えると判断。将来の子供部屋としてリフォームし、建物同士をつなげることもできます。古い建物を壊さず、有効活用できました。
打合せの時期はコロナ禍でしたが、いつも気を使って接して頂いたご夫妻。また工事中は共働きのご夫妻に変わってお茶出し、現場打合せの窓口となって頂いたお母様。色々なお気遣いに感謝、ありがとうございました。